インスタの共同投稿を使いたいものの、どの画面から相手を招待するのか、招待された側はどこで承認するのかが分からず、投稿直前で手が止まっている人は少なくありません。
共同投稿は通常のタグ付けと似た場所から設定するため混同されやすく、投稿を公開しただけでは完成せず、招待された相手が承認して初めて双方のプロフィールに表示される点にも注意が必要です。
また、通知を見逃した場合の探し方、承認ボタンが表示されない場合の対処、公開後に共同投稿者を追加する方法、承認後に参加を取りやめる方法など、実際の運用では基本手順以外にも知っておきたいポイントがあります。
本記事では、フィード投稿とリールで共同投稿者を招待する操作から、招待された側の承認方法、うまく設定できないときの確認項目、投稿後の編集や解除、企業やクリエイターが利用する際の注意点まで順番に整理します。
Instagramの画面表示はアプリの更新状況やアカウントによって多少異なることがありますが、基本となる流れと判断基準を理解しておけば、個人同士のコラボだけでなく、店舗間の企画、イベント告知、ブランドとクリエイターの施策でも落ち着いて設定できます。
インスタの共同投稿のやり方と承認手順

インスタの共同投稿は、投稿を作成する側がフィード投稿またはリールの編集画面で共同投稿者を招待し、招待された側が通知やDMから内容を確認して承認することで成立します。
相手をタグ付けしただけでは共同投稿にならず、投稿者名が並んで表示される状態にするには、必ず「共同投稿者を招待」に相当する項目を選ばなければなりません。
投稿者と承認者の両方に操作が必要になるため、公開時刻を決めている企画では、画像やキャプションだけでなく、招待を送る時刻と相手が承認できる時刻まで事前に共有しておくことが大切です。
共同投稿の仕組み
共同投稿とは、一つのフィード投稿やリールを複数のアカウントによる投稿として表示し、承認した共同投稿者のプロフィールやフォロワーにも届けられるようにするInstagramのコラボレーション機能です。
通常のタグ付けでは投稿画像に相手のアカウント情報が付くだけですが、共同投稿では投稿上部に作成者と共同投稿者のユーザーネームが表示され、いいねやコメントなどの反応も一つの投稿上に集まります。
Meta公式ヘルプでは、元の投稿者が投稿の主要な作成者となり、招待されたアカウントが承認すると、その投稿が共同投稿者のプロフィールにも表示され、フォロワーへ配信される仕組みが案内されています。
ただし、投稿そのものの所有者は元の投稿者であり、共同投稿者が同じ権限で編集や削除を行えるわけではないため、全員が完全に対等な管理者になる機能だと考えるのは適切ではありません。
共同投稿を利用するときは、表示されるアカウントが増えるというメリットだけでなく、元投稿の管理権限、削除時の影響、キャプションや画像の責任が誰にあるかまで理解したうえで招待する必要があります。
投稿前に準備する項目
共同投稿を円滑に進めるには、Instagramの操作を始める前に、投稿内容と役割分担を共同投稿者全員で確認しておくことが重要です。
相手が承認した後は自分のプロフィールにも内容が表示されるため、画像だけでなく、キャプション、ハッシュタグ、位置情報、音源、公開日時、広告表記なども承認対象として扱う必要があります。
- 使用する画像または動画
- 投稿キャプションの最終稿
- 掲載するアカウント名
- 公開予定の日時
- 使用するハッシュタグ
- リールで使用する音源
- 問い合わせへの対応担当
- 公開後の修正方針
特に企業や店舗の共同投稿では、担当者が個人的に内容を確認しただけでは社内承認が済んでいない場合があるため、誰が最終決定者なのかも明確にしておくと公開後の差し替えを防げます。
個人同士の投稿でも、顔写真、子どもの写真、住所が推測できる背景、第三者の著作物などが含まれていないかを確認し、双方が納得した状態で招待を送ることが安全です。
フィード投稿で招待
フィード投稿で共同投稿者を招待する場合は、Instagramアプリで新規投稿を開始し、写真や動画を選択して編集を終えた後、キャプションを入力する公開前の設定画面まで進みます。
設定画面にある「人物をタグ付け」または「タグ付け」を開き、「共同投稿者を招待」を選択してから、検索欄に相手のユーザーネームを入力して正しいアカウントを指定します。
似た名前のアカウントや公式を装ったアカウントを誤って選ぶ可能性があるため、プロフィール画像だけで判断せず、ユーザーネームの文字列、プロフィール内容、フォロー関係を確認してから決定してください。
共同投稿者が選択されたことを確認して前の画面へ戻り、キャプションや位置情報などを最終確認して「シェア」を押すと、元の投稿者のアカウントで投稿が公開されると同時に、相手へ共同投稿の招待が送られます。
この段階では相手のプロフィールに投稿が表示されないため、投稿が公開されたことだけを見て設定完了と判断せず、相手が招待を開いて承認したかまで確認することが必要です。
リールで招待
リールの共同投稿も基本的な流れはフィード投稿と同じで、動画の編集や音源設定を終えた後、シェア直前の画面から「人物をタグ付け」を開いて共同投稿者を招待します。
リールでは動画のテンポ、画面上の文字、カバー画像、音源、字幕など確認項目が多いため、共同投稿者には公開画面だけでなく、可能であれば投稿前の完成動画も共有しておくと認識のずれを減らせます。
共同投稿者を検索して選択し、設定を保存してからリールを公開すると招待通知が送られ、相手が承認した後に共同投稿者として名前が表示されます。
相手が承認するまでの間も元投稿者のリール自体は公開されるため、全員のプロフィールへ同時に表示したい企画では、公開直後に承認操作を行えるよう連絡を取り合っておくことが重要です。
また、ビジネスアカウントとクリエイターアカウントでは利用できる音源が異なる場合があるため、共同投稿者側のアカウント種別やブランド利用の条件も含めて音源を選ぶ必要があります。
招待から承認までの流れ
共同投稿は、投稿者が招待を設定した時点では未完成であり、相手が承認するまでは通常投稿に招待情報が付いている状態として扱われます。
招待された側にはアクティビティ通知やDMが届くため、その案内から対象の投稿を開き、内容を確認したうえで承認または却下を選択します。
| 段階 | 投稿者側の状態 | 招待された側の操作 |
|---|---|---|
| 投稿前 | 共同投稿者を選択 | 事前に内容を確認 |
| 公開直後 | 招待を送信済み | 通知またはDMを開く |
| 確認画面 | 承認待ち | 投稿内容を確認 |
| 承認後 | 共同投稿が成立 | プロフィール表示を確認 |
| 却下後 | 元投稿のみ継続 | 共同投稿には参加しない |
承認後は投稿上部に双方のユーザーネームが表示され、共同投稿者のプロフィールにも掲載されますが、反映に時間がかかる場合はアプリを再読み込みして表示を確認してください。
業務で利用する場合は、承認した時刻を担当者間で共有し、予定どおりのアカウントが共同投稿者として表示されているかを公開後の確認項目に含めると安心です。
承認された後の表示
相手が招待を承認すると、投稿上部には元投稿者と承認した共同投稿者のアカウント名が並び、投稿を開いた利用者がそれぞれのプロフィールへ移動できるようになります。
共同投稿者のプロフィールグリッドやリールタブにも投稿が表示されるため、元投稿者をフォローしていない利用者にも投稿を見てもらえる可能性が広がります。
いいね、コメント、再生回数などは別々の投稿として分割されるのではなく、同じ投稿に対する反応として蓄積されるため、複数アカウントの反応を一つの画面で確認できます。
ただし、すべての共同投稿が自動的に大きく拡散されるわけではなく、投稿内容と各アカウントのフォロワーとの関連性、公開時刻、保存や視聴維持など複数の要素によって実際の届き方は変わります。
プロフィールの統一感を重視している共同投稿者もいるため、承認後にどの位置へ表示されるか、リールをメイングリッドにも載せるかなど、見え方に関する希望も事前に確認しておくとよいでしょう。
共同投稿者の人数
Instagramでは、一つの投稿に追加できる共同投稿者数に上限があり、Metaの案内では元投稿者とは別に最大五つのアカウントを共同投稿者として追加できます。
元投稿者を含めると最大六つのアカウント名が関係する投稿を作れますが、招待した全員が承認しなければ、承認していないアカウントには共同投稿として表示されません。
人数を増やすほど接点となるフォロワーは広がりやすい一方で、キャプションの合意、公開日時の調整、問い合わせ対応、ブランドイメージの整合など、運用上の確認事項も増えていきます。
多数のアカウントを招待する企画では、単に参加者を増やすのではなく、各アカウントが共同投稿者として表示される理由と、フォロワーに提供できる共通の価値を明確にすることが大切です。
アプリの更新や機能提供状況によって選択可能な人数や画面表示が変わる可能性もあるため、実際の投稿画面とInstagramの共同投稿に関する公式案内を確認しながら設定してください。
公開前の最終確認
共同投稿の公開前には、通常投稿の誤字や画像の確認に加えて、招待先のアカウント、承認予定者、公開後の管理担当まで確認する必要があります。
最も起こりやすい失敗は、相手を画像内にタグ付けしただけで共同投稿者として招待できていると思い込み、公開後も相手のプロフィールに表示されないケースです。
投稿画面に「共同投稿者を招待した」という表示があるかを確認し、相手にも通知が届く予定であることを伝えてから公開すると、承認漏れを防ぎやすくなります。
商品価格、イベント日時、申込方法、キャンペーン条件など変更の影響が大きい情報を掲載するときは、公開後に修正できると考えず、元の資料と照合して確定情報だけを使用してください。
さらに、画像や動画の使用許可、出演者の同意、音源の利用条件、広告や提供に関する表示を確認し、共同投稿者全員が自分の名前で公開して問題ない内容になっているかを最終判断します。
招待された側が共同投稿を承認する方法

共同投稿へ招待された側は、Instagramのアクティビティ通知またはDMから招待された投稿を開き、内容を確認したうえで承認を行います。
アプリのバージョンによって「確認」「リクエストを見る」「承認」など表示される言葉やボタンの位置が異なる場合がありますが、招待された投稿の詳細画面を開いて参加可否を選ぶ流れは共通しています。
承認すると自分のアカウント名が投稿に表示され、プロフィールにも掲載されるため、画像だけを見てすぐに承認せず、キャプションやタグ、広告表記なども含めて確認してください。
通知から承認
招待を受け取ったら、Instagramアプリのアクティビティ画面を開き、共同投稿者として招待されたことを示す通知を探します。
対象の通知をタップすると投稿の確認画面へ移動できるため、投稿者のアカウントと内容を確認し、問題がなければ画面上の案内に沿って承認を選択します。
- 投稿者のユーザーネーム
- 掲載される画像や動画
- キャプションの内容
- ハッシュタグとメンション
- 位置情報の有無
- 商品名や価格の正確性
- 広告表示の必要性
- 公開するプロフィールとの相性
承認を確定すると共同投稿が成立し、自分のプロフィールにも投稿が表示されるため、プロフィール画面へ戻って反映を確認してください。
通知が多くて招待を見失いやすいアカウントでは、投稿者から招待を送った時刻や投稿のURLを共有してもらうと、別の通知と間違えずに見つけやすくなります。
DMから承認
共同投稿の招待はDMにも表示されることがあるため、アクティビティ通知から見つからない場合は、Instagramのメッセージ画面を確認します。
投稿者とのチャットだけでなく、メイン、一般、メッセージリクエストなど複数の受信場所を確認し、共同投稿に関する案内が届いていないか探してください。
| 確認場所 | 探す内容 | 見つからない場合 |
|---|---|---|
| メイン | 通常の受信メッセージ | 一般を確認 |
| 一般 | 振り分けた会話 | リクエストを確認 |
| リクエスト | 未承認アカウントの連絡 | 非表示リクエストも確認 |
| アクティビティ | 共同投稿の招待通知 | 投稿者へ再確認 |
DM内の投稿プレビューや招待案内をタップすると確認画面へ進めるため、内容を確認して承認操作を完了させます。
不審なアカウントから届いたリンクを外部ブラウザで開くのではなく、Instagramアプリ内の正式な投稿画面とユーザーネームを確認してから操作することが安全です。
承認しない場合
共同投稿の内容に同意できない場合や、事前に聞いていない招待が届いた場合は、無理に承認する必要はなく、却下または参加しない選択ができます。
却下を選ぶ前に修正を希望する場合は、画像、文章、掲載期間、広告表記など具体的な変更点を投稿者へ伝え、修正後に改めて参加できるかを相談してください。
承認を保留したままにすると、投稿者は招待が届いていないのか、確認中なのか、参加する意思がないのか判断できないため、業務上の企画では承認予定時刻を連絡することが望ましいです。
知らないアカウントからの招待や、自分の活動と無関係な内容、権利関係が不明な投稿は、プロフィールの信頼性に影響する可能性があるため、投稿者の素性と投稿目的を確認してください。
一度却下した後に参加したくなった場合は、投稿者側で共同投稿者の追加や再招待が可能かを確認してもらい、現在の投稿画面で利用できる操作に沿って手続きを進めます。
共同投稿を承認できない原因と対処法

共同投稿の招待や承認がうまくいかない場合は、相手の操作ミスだけでなく、通知の振り分け、アプリのバージョン、通信状態、タグに関する設定、アカウントの制限など複数の原因が考えられます。
最初からアプリを削除するのではなく、招待先が正しいか、通知やDMに届いていないか、アプリが最新かという負担の小さい項目から順番に確認すると効率的です。
Instagramでは機能がアカウント単位で段階的に提供されることもあるため、同じ端末を利用していても別のアカウントでは表示されるというケースがあります。
招待が届かない
相手から招待を送ったと言われても通知が届かない場合は、まず投稿者が通常のタグ付けではなく、共同投稿者として正しいアカウントを選択したかを確認します。
ユーザーネームの入力間違い、似た名前の別アカウントの選択、公開処理の未完了などがあると、待っていても招待は届きません。
- 招待先のユーザーネームを照合
- アクティビティ通知を確認
- DMのメインを確認
- DMの一般を確認
- メッセージリクエストを確認
- 相互のブロック状態を確認
- 投稿が公開済みかを確認
- 通信環境を切り替える
相手が非公開アカウントであることだけを理由に直ちに利用できないと判断するのは避けるべきで、Metaの案内では公開設定の元投稿者から非公開または公開アカウントを共同投稿者として招待できる仕組みが示されています。
確認しても届かない場合は、投稿者側で対象投稿の編集画面を開き、共同投稿者として相手が登録されているかを見直してから、必要に応じて追加や再設定を行ってください。
承認ボタンが見つからない
投稿を開いても承認ボタンが表示されない場合は、通常のタグ付け通知やメンション通知を共同投稿の招待だと誤認していないかを確認します。
共同投稿者として招待されていれば参加可否を選ぶ案内が表示されるため、投稿者側の設定画面で自分が共同投稿者欄に登録されているかを見てもらうことが有効です。
| 状況 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 投稿だけ表示される | 通常のタグ付け | 共同投稿者として再設定 |
| 画面が読み込めない | 通信の不安定 | 回線を切り替える |
| 項目名が異なる | 表示仕様の違い | 確認やリクエストを見るを探す |
| 招待が消えた | 投稿者が招待を解除 | 投稿者へ状況を確認 |
| 一部機能が使えない | アカウントの制限 | アカウントステータスを確認 |
アプリの画面を一度閉じて再起動し、対象の投稿を通知とDMの両方から開き直すことで、承認画面が正常に読み込まれる場合もあります。
承認操作を求める外部サイトへのリンクが送られてきた場合はフィッシングの可能性もあるため、Instagramアプリ内の正式な通知から操作してください。
アプリや設定を見直す
共同投稿の項目自体が表示されない場合は、App StoreまたはGoogle PlayでInstagramアプリの更新状況を確認し、利用できる最新バージョンへアップデートします。
更新後も変わらないときは、アプリの再起動、端末の再起動、Wi-Fiとモバイル通信の切り替え、ログアウトと再ログインなどを順番に試してください。
さらに、設定内のタグやメンションに関する許可範囲、ブロックや制限の状態、アカウントステータスに利用制限が表示されていないかを双方のアカウントで確認します。
キャッシュや一時的な不具合が疑われる場合でも、ログイン情報を確認せずにアプリを削除すると再ログインできなくなる可能性があるため、登録メールアドレスや電話番号、パスワードを先に確認してください。
複数の確認を行っても改善しない場合は、Instagramアプリの「問題を報告」に相当する項目から、使用端末、発生日時、対象投稿、試した対処を具体的に伝えると状況を説明しやすくなります。
投稿後に共同投稿者を変更する方法

現在のInstagramでは、元投稿者が公開済みの投稿を編集し、後から共同投稿者を追加または削除できる場合があります。
一方で、招待された側が行えるのは主に承認、却下、共同投稿からの退出であり、元の画像やキャプションを自由に編集したり、元投稿そのものを削除したりする権限はありません。
機能の提供状況や表示名はアカウントによって異なる可能性があるため、対象投稿の編集画面に共同投稿者を管理する項目があるかを実際に確認してください。
後から追加する
共同投稿者を入れ忘れた場合は、元投稿者が自分のプロフィールから対象の投稿を開き、右上のメニューから編集画面へ進みます。
人物をタグ付けする項目を開いて「共同投稿者を招待」が表示されていれば、追加したいアカウントを選択し、編集内容を保存することで新しい招待を送れます。
- 元投稿者のプロフィールを開く
- 対象の投稿を選択
- 右上のメニューを開く
- 編集を選択
- 人物をタグ付けを開く
- 共同投稿者を招待
- 追加するアカウントを選択
- 編集内容を保存
追加した時点ですぐに共同投稿が成立するのではなく、新たに招待されたアカウントが内容を確認して承認する必要があります。
編集画面に共同投稿者の追加項目が見当たらない場合は、アプリを更新してから再確認し、それでも利用できないときは機能がそのアカウントへ提供されていない可能性も考えます。
承認後に退出する
招待された側は、一度承認した共同投稿でも、投稿のメニューから「シェアを停止」などの項目を選び、共同投稿者としての参加を終了できる場合があります。
退出すると自分のプロフィールから投稿が外れ、共同投稿者としての名前も表示されなくなりますが、元投稿者のプロフィールには元の投稿が残ります。
| 操作する人 | 可能な主な操作 | 投稿への影響 |
|---|---|---|
| 元投稿者 | 共同投稿者の追加や削除 | 元投稿を維持 |
| 元投稿者 | 投稿そのものを削除 | 全プロフィールから消える |
| 共同投稿者 | シェアを停止 | 自分のプロフィールから外れる |
| 共同投稿者 | 招待を却下 | 共同投稿に参加しない |
| 共同投稿者 | 元投稿を編集 | 原則として不可 |
契約やキャンペーンの条件によって掲載期間が決められている場合は、自己判断で退出する前に元投稿者や担当者へ連絡し、終了日時と対応方法を確認してください。
誤った情報や権利侵害など緊急性の高い問題がある場合は、投稿者へ速やかな修正や削除を求め、自分のプロフィールから外すだけで問題が解決したと考えないことが重要です。
元投稿が変更された場合
共同投稿は元投稿者が主要な管理者となるため、元投稿者が投稿を削除すると、共同投稿者のプロフィールからも対象の投稿が削除されます。
元投稿者がアカウントを非公開に変更した場合は、そのアカウントの公開範囲が投稿にも影響し、閲覧できる利用者が限定されることがあります。
また、元投稿者と共同投稿者のどちらかが相手をブロックした場合は共同投稿の関係が終了しますが、元の投稿は基本的に元投稿者のプロフィールへ残ります。
共同投稿者が自分のプロフィールに表示しているからといって、自分が投稿データを所有しているわけではないため、必要な画像や動画、キャプション、実績データは元投稿者任せにせず適切に保管してください。
長期間掲載する投稿では、アカウントの休止、担当者の変更、ブランド名の変更などが起きた場合の扱いも事前に決めておくと、後から一方的に投稿が消えることによる混乱を抑えられます。
共同投稿を安全に活用するポイント

共同投稿は複数アカウントのフォロワーへ同じ内容を届けられる便利な機能ですが、届く範囲が広がるほど、誤情報や権利上の問題が発生したときの影響も大きくなります。
操作方法だけを共有するのではなく、投稿目的、役割、確認責任、問い合わせ対応、掲載期間、削除や修正の判断基準を合意してから公開することが重要です。
特に企業、店舗、自治体、インフルエンサーが関係する投稿では、個人の友人同士による投稿よりも多くの関係者がいるため、口頭だけでなく記録が残る形で条件を確認してください。
事前の合意を残す
共同投稿を依頼するときは、相手のアカウントを招待する許可だけでなく、投稿内容と公開後の運用条件についても合意を得る必要があります。
画像や動画を共有して承認をもらっていても、キャプションや掲載期間、広告表記、コメント対応を相手が確認していなければ、公開後に認識の違いが生じる可能性があります。
- 共同投稿の目的
- 公開する日時
- 掲載を続ける期間
- 画像や動画の使用範囲
- キャプションの確定者
- 広告表示の方法
- コメント対応の担当
- 修正時の連絡方法
- 削除を判断する条件
企業案件では、DMだけで条件を決めるのではなく、メールや契約書、確認シートなど、後から双方が内容を見直せる方法を利用することが望ましいです。
友人同士でも、顔や勤務先、居住地域など個人情報につながる内容を掲載するときは、共同投稿への参加だけでなく、その情報を公開すること自体への同意を確認してください。
役割を明確にする
共同投稿に表示されるアカウント名は並列に見えますが、元投稿者と共同投稿者では管理できる範囲が異なります。
投稿を公開するアカウントが元投稿者となり、画像やキャプションの編集、共同投稿者の管理、投稿そのものの削除など、中心的な管理を担当します。
| 役割 | 担当する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 元投稿者 | 投稿の作成と公開 | 削除時の影響が大きい |
| 共同投稿者 | 招待の確認と承認 | 元投稿は自由に編集できない |
| 企画担当 | 目的と公開日の調整 | 全員の承認状況を管理 |
| 制作担当 | 画像や動画の作成 | 利用許可を整理 |
| 運用担当 | コメントや問い合わせ対応 | 回答内容を統一 |
共同投稿者の中に元投稿を管理したいアカウントがある場合は、どのアカウントから最初に投稿するかを公開前に話し合う必要があります。
フォロワー数だけを理由に元投稿者を決めるのではなく、投稿を長期的に維持できるか、担当者が変更されても管理できるか、問い合わせを受けられるかという観点で選んでください。
企業やPR投稿の注意点
商品提供、報酬、招待、アフィリエイトなどの関係がある投稿では、共同投稿者として企業名とクリエイター名が表示されるだけで、広告やブランドとの関係が十分に示されるとは限りません。
Metaはブランドコンテンツについて適切な開示を求めているため、対象となる投稿ではInstagramのブランドコンテンツに関する公式案内を確認し、必要に応じてタイアップ投稿ラベルなどを設定します。
共同投稿機能とタイアップ投稿の表示は目的が異なり、共同投稿は複数アカウントによる投稿として見せる機能である一方、タイアップ投稿の表示はブランドとの商業的な関係を利用者へ伝える役割があります。
企業名、価格、キャンペーン期間、応募条件、効果に関する表現は、元資料や公式情報と照合し、共同投稿者が独自の判断で断定的な説明を追加しないようにしてください。
公開後はリーチや再生回数だけで評価せず、保存、プロフィールへの移動、問い合わせ、否定的な反応、フォロワーとの関連性なども確認し、次回の共同投稿へ改善点を反映させることが大切です。
招待と承認の流れを押さえて共同投稿を進めよう
インスタの共同投稿は、フィード投稿またはリールの公開前画面で「人物をタグ付け」から共同投稿者を招待し、相手がアクティビティ通知やDMを開いて承認することで成立します。
通常のタグ付けでは相手のプロフィールに共同投稿として掲載されないため、投稿者側は共同投稿者として正しく登録できているかを確認し、招待された側は画像だけでなくキャプション、タグ、位置情報、広告表示まで確認してから承認してください。
招待や承認ができない場合は、ユーザーネームの間違い、通知やDMの見落とし、アプリの更新不足、通信状態、タグに関する設定、ブロック、アカウントの利用制限を一つずつ確認すると原因を絞り込めます。
公開後に共同投稿者を追加できる場合もありますが、画面表示や機能提供状況はアカウントによって異なる可能性があるため、対象投稿の編集画面とInstagramの公式案内を確認しながら操作することが確実です。
共同投稿はリーチを広げるためだけの仕組みではなく、複数の名前で同じ内容を発信する機能であるため、元投稿者の管理責任、共同投稿者の承認責任、掲載期間、削除時の影響まで事前に共有して活用しましょう。


