InstagramとTwitterを使い分ける方法とは?それぞれの違いについて徹底解説!
ビジネスで使用されるSNSの中でも「Twitter」と「Instagram」は多くの企業が活用しています。
しかしどちらのSNSも特徴・用途が大きく異なるため、目的にあわせて使い分けることが大切です。
正しく使い分けができていないと、「なかなか運用がうまくいかない…」と言う事態にもなりえます。
そこでこの記事では双方の違いについて紹介し、記事後半からはそれぞれのメリット・デメリットと使い分けについて解説します。
ビジネスで使用する際にどちらを使うか判断する参考にもなると思うので、ぜひ参考にしてください。
InstagramとTwitterの違い
InstagramとTwitterの大きな違いは下記のとおりです。
–投稿する内容
–投稿頻度
–拡散機能
–表示方法
–利用人数
それでは次章から詳しく見ていきましょう!
投稿する内容
InstagramとTwitterにおける大きな違いは投稿する内容で、Twitterは「文字」Instagramは「画像・動画」がメインです。
Twitterでも画像・動画を使用した投稿は可能ですが、主に文字を利用した短い投稿が目立ち、全角だと140文字・半角だと240文字投稿することができます。
一方Instagramは画像や動画を使用した投稿がメインで、ビジュアルに特化したSNSツールと言えます。
そのため後述しますが、Instagramは「飲食店」「美容室」「ファッション」など視覚に訴えたい商品・サービスを販売する企業にオススメです。
投稿頻度
TwitterはテキストがメインのSNSで、気軽にツイートができるため投稿頻度も非常に高いSNSです。
企業アカウントを見ても毎日投稿しているケースが多く、個人アカウントの場合1日に10ツイートを超える投稿をしている方もいます。
一方Instagramは撮影を行ってから編集も行うため、どうしても投稿頻度は低くなりやすいSNSです。
拡散機能
Twitterには、
・リツイート
・引用リツイート
と言う拡散機能があり、フォロワーからフォロワーへと数珠繋ぎに投稿が拡散されます。
一方Instagramには「拡散機能」と呼ばれるものはなく、「いいね」などのリアクションが多い投稿が上位表示される傾向にあります。
そのため拡散力に関してはTwitterに軍配が上がるでしょう。
表示方法
TwitterとInstagramは投稿の表示方法も異なります。
Twitterはフォローしているユーザーの投稿が時系列順に並ぶため、内容にかかわらず投稿のインプレッションは少なからず増えるケースが多いです。
一方Instagramは投稿の「いいね」「保存回数の多さ」を元に表示する順番が決まるため、有益なコンテンツを投稿を続けないと誰にも見られない可能性があります。
利用人数
TwitterとInstagramの利用人数は下記のとおりです。
国内アクティブユーザー数 | 世界アクティブユーザー数 | |
4,500万人 | 3億3,000万人 | |
3,300万人 | 10億 |
(参考記事:Gaiax-2023年11月更新!性別・年齢別 SNSユーザー数(X(Twitter)、Instagram、TikTokなど13媒体)
Twitterは国内向けに強く、Instagramは海外に強いSNSツールです。
そのため海外向けに商品販売をしている企業はInstagramを活用しているケースも多くあります。
InstagramとTwitterのメリットとデメリット
ここからはInstagramとTwitterのメリットとデメリットについて紹介します。
Instagramのメリットとデメリット
メリット
–視覚に訴えたPRができる
–ハッシュタグ機能がある
視覚に訴えたPRができる
Instagramの一番のメリットは、画像・動画を利用して視覚に訴えた投稿ができることです。
そのため、
・美容
・飲食
・アパレル
などビジュアルが重視される商品・サービスを販売している企業にオススメのSNSと言えます。
また、文章だけでは伝えづらい商品も紹介しやすく、付加価値をつけやすいのも特徴の一つです。
ハッシュタグ機能がある
Instagramではハッシュタグ機能があり、投稿に「#KOTO PRO」など使用することができます。
ハッシュタグ機能を利用することで同じキーワードで検索された投稿を確認できたり、同じ趣味を持つユーザー同士で交流を図ることも可能です。
また、ハッシュタグを効果的に使用することで広範囲なPRを行うことができます。
デメリット
続いてInstagramのデメリットについても見ていきましょう。
-拡散力が弱い
-集客が難しい
-運用に労力がかかる
拡散力が弱い
Instagramは直接拡散ができる機能が搭載されておらず、その点はデメリットになります。
投稿の検索をする場合、Instagramは「ハッシュタグ検索」を行い画像・動画を探すため、リツイート機能などがあるTwitterに比べて拡散力は低くなる傾向にあります。
集客が難しい
Instagramは投稿内に外部リンクを貼ることができません。
貼ることができるのは、
・ストーリー
・プロフィール
・ライブ配信後のアーカイブ
に限定されており、外部リンクを貼ることができるのはプロフィールページ内のみです。
そのため投稿で自社商品のPRを行っても「購入はこちらから https://〜〜」と言ったURLを貼るのはNGです。
もちろん自社HPのURLリンクも貼ることができず、Twitterに比べて集客するのが難しいのもデメリットの一つです。
運用に労力がかかる
Instagramは画像・動画を撮影して編集作業が発生するケースも多く、一つの投稿に労力がかかります。
また、ユーザーのエンゲージメントが少ないと上位表示されづらいため、効果を実感するまではもちろん、効果が出てからも労力がかかる傾向にあります。
Twitterのメリットとデメリット
メリット
–拡散力が高い
–ユーザーと交流ができる
–即時性がある
拡散力が高い
繰り返しお伝えしているように、Twitterは拡散力が非常に強いSNSです。
一つの投稿を数百万単位のユーザーへ一気に届ける爆発力があり、自社ブランドや商品の知名度を数日で伸ばすことも不可能ではありません。
また、一度ツイートがバズるとフォロワー数・インプレッション・エンゲージメントの増加などプラスの影響が多くなります。
ユーザーと交流ができる
Twitterではユーザー同士の「コミュニケーション」が重視されており、交流を図りやすいSNSです。
とくに企業の場合、消費者の意見などについても知ることができます。
また、企業アカウントとして気軽にユーザーとコミュニケーションを取ることで親近感を高めることもできます。
即時性がある
Twitterは投稿が気軽にでき、拡散力が高いため「リアルタイム」でユーザーへ情報を届けることができます。
たとえば、
・新商品の発売日
・開店時間の変更
などユーザーにすぐ知ってほしいニュースを伝えることができるのはTwitterならではの魅力と言えるでしょう。
デメリット
炎上リスク
Twitterはカンタンに投稿ができて拡散力が非常に強いがために、第三者を攻撃・不快にする投稿をすると一気に炎上するリスクがあります。
効果を実感しづらい
Twitterの場合も最初は効果を実感しづらいSNSです。
バズる投稿を狙ってできるのならば別ですが、基本的には着実にフォロワーを増やしていくことになります。
初めての運用の場合フォロワーを増やすことも大変になるため、PRを行ってもリアクションが少ないといったデメリットはあります。
InstagramとTwitterの使い分け
両SNSの使い分けですが、下記を参考にしてください。
・ユーザーへスピーディーに情報を届けたい
・コミュニケーションを取り、企業の親近感を高めたい
・集客力UPを狙いたい
・拡散を狙いたい
・視覚に訴えたPRを行いたい
・自社ブランド商品の世界観を伝えたい
Twitterは「即時性」「拡散力」が大きな特徴で、投稿に外部リンクを貼って集客を狙うこともできます。
また、ユーザーとのコミュニケーションも取りやすく、消費者の声も聞こえやすいのも特徴です。
一方Instagramはビジュアルが重視される商品・サービスのPRにうってつけです。
そのためとくに美容室などBtoCモデルの企業にオススメで、画像を使用して自社ブランド商品の世界観を伝えることもできます。
まとめ
今回はInstagramとTwitterの違いに加えて使い分けについて解説しました。
それぞれ特徴が異なるSNSになるので、目的によって使い分けることが大切です。
ぜひこの記事を参考に、SNSの運用を進めていきましょう!
Twitterに特化した運用代行会社、株式会社寿promotion 代表取締役。Twitterフォロワー11,000人 。運用半年で1800万円売り上げ、運用初月で120万円売り上げなど実績が多数あります。人材採用とローンチが得意。アカウント設計→運用→マーケティング→クロージングまで全て代行致します。