Twitterを活用した企業のブランディング方法とは?【徹底解説】
こんにちは、Twitter専門のコンサルティング会社のKOTO PROです。
近年、企業ブランドの構築と管理におけるSNSの重要性は、競合の跋扈やブランドの一般化が進み、ますます増加傾向にあります。
中でもTwitterは、そのリアルタイム性と公開性から、企業のブランディングに非常に効果的なツールとなりえるのです。
こちらのブログでは、そんなTwitterでの企業ブランディング方法について、下記の順番で解説していきます。
- ブランディングの意義
- 企業ブランドの形成と育成におけるTwitterの位置づけ
- Twitterにおけるブランディングの手法
- Twitter運用代行によるブランディング成功事例
使い方によっては化けるTwitterを利用したブランディング方法について、一緒にみていきましょう!
Contents
ブランディングの意義
ブランディングとは、企業が製品やサービスに対する一貫した印象を顧客の心に植え付けることを言います。
強力なブランドは、顧客の信頼を獲得し、製品の価値を高め、最終的には売上と利益を向上させることが可能なのです。
そもそも、横文字の「ブランディング」というと、カッコいいものイメージしがちですが、芸術的にキレイなものでも、万能なものでもありません。
シンプルに「ブランディング」とは、企業や製品がどのように認識され、どのように位置づけられるべきかを表現するための戦略的なプロセスのこと。
それらのプロセスを細分化し、表にまとめました。
ビジョン | 企業がどのような未来・理想像を目指しているのか |
ミッション | 企業が存在する理由や、その目的を明確に表現する |
バリュー | 企業が提供する商品やサービスの価値を顧客にとって何故重要か |
パーソナリティ | 企業がどのような性格を持つのかを、言葉遣い・ビジュアル要素・広告のトーンなどを通じて表現 |
ブランディングは、企業の信念と価値を対外的に表現し、顧客との関係を深めるための重要な手段です。
強固なブランディングは、顧客の認識を形成し、製品選択の際の決定要因となります。
Twitterなどのソーシャルメディアは、このブランディングプロセスをサポートし、企業と顧客との直接的なコミュニケーションを可能にするのです。
企業ブランドの形成と育成におけるTwitterの位置づけ
SNSの中でもTwitterは、リアルタイムで世界中の人々とつながり、企業のメッセージを直接的に伝えることが可能です。
この特性を活かし、企業は自身のブランドパーソナリティを示し、顧客との強いつながりを築くことができます。
また、企業ブランディングというと、公式アカウントの育成となりがちです。
しかし、社長やCRO、WEB担当者がフロントとなるアカウント設計も考えておくと良いでしょう。
属人性は高まるので注意は必要ですが、インプレッションやエンゲージメントは稼ぎやすいです。
特にベンチャー企業における採用のためのTwitter運用の場合はMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を正確に候補者に伝える必要があります。
社長が熱量を持って行うほうが、成果に繋がりやすいなどの反面も。
ブランディングは企業がどのように見られ、認識されるかを形成する重要なプロセスのこと。
その中心には企業のビジョン・ミッション・価値・パーソナリティがあります。
Twitterはこれらを発信・醸成するにおいて非常に強力なツールとなり得るのです。
媒体の特性を理解し、適切に活用することで、企業ブランドの形成と育成に大きな効果をもたらします。
リアルタイムのコミュニケーション
Twitterはリアルタイムで情報を発信し、消費者との対話を行うプラットフォームです。これにより、企業はタイムリーな情報を共有し、顧客の反応を直接確認できます。
これは製品の発売、キャンペーンの宣伝、重要な会社の更新など、ブランドの動向を伝える際に特に有効な手段です。
ブランドパーソナリティの発揮
Twitterを通じて、企業はそのブランドパーソナリティを具体的に表現可能。
このパーソナリティは、投稿のトーン・使用するハッシュタグ・レスポンスの方法など、さまざまな形で表現されます。
一貫したパーソナリティ(キャラ)はブランドの認識を高め、消費者に対する関連性と共感を生むのです。
顧客エンゲージメントの強化
Twitterは、リプライ・リツイート、そしてそのレスポンスにより、顧客エンゲージメントを高める絶好の機会を提供可能。
エンゲージメントは、ブランドへの信頼とロイヤルティを形成する上で重要な要素です。
消費者インサイトの獲得
Twitterは消費者の感情、関心、嗜好を理解するための直接的な情報源となり得るのです。
顧客からの反応を分析することで、ブランドがどのように認識されているか、どのような改善が必要かを理解できます。
ブランドコミュニティの形成
Twitterは、ブランドに関心を持つ人々が集まり、情報を共有・対話する場所となります。
これはブランドのファンや支持者を一つのコミュニティに結びつけ、ブランドへの愛着とロイヤルティを深めるのに役立ちます。
このように、Twitterは企業ブランドの形成と育成における重要な役割を果たしますが、成功するためには戦略的なアプローチと一貫性が必要になります。
Twitterにおけるブランドディングにおいては、具体的な目標を設定し、ブランドのパーソナリティを反映したコンテンツを定期的に投稿し、顧客との関係を維持し強化することが重要となるのです。
Twitterにおける企業ブランディングの具体的手法
それでは、具体的なTwitterにおける企業のブランディング方法はどのようなものがあるでしょう
基本的な企業ブランディングの手法は、下記の5パターンになります。
- 明確なブランドパーソナリティの作成
- 定期的で価値あるコンテンツの投稿
- ハッシュタグの使用
- ユーザーとの対話
- キャンペーンの開催
上記をそれぞれ、解説していきます。
明確なブランドパーソナリティの作成
企業の価値観やビジョンを反映したプロフィールを設定しましょう。
これにより、ユーザーはあなたのブランドが何を代表しているのかを理解することができます。
つまり、キャラを用いて、ブランドを象徴しなければなりません。
定期的で価値あるコンテンツの投稿
ブランドの価値観に合った情報を定期的に共有しましょう。
これにより、ユーザーはあなたのブランドを信頼しやすくなります。
というのも、Twitterという日常に組み込まれたSNSにおいて、ユーザーとの単純接触回数を担保できるので、好まれやすい傾向にあります。(ザイオンス効果)
ハッシュタグの使用
ブランドに関連したハッシュタグを使用することで、ブランドへの視認性を高め、新たなフォロワーを獲得できます。
どんなブランド・企業・プロダクトであるか、ハッシュタグで表すことができます。
また、使い方によっては、UGCに利用されることもあるので、〇〇といったら(ブランド名)という認識をユーザー間で共有されるようになります。
ユーザーとの対話
ユーザーからのリプライ・DMに対応しましょう。
これにより、ユーザーとの信頼関係を築くことができます。
日頃からの対話が、ユーザーのロイヤリティを高めます。
UGCをリツイート・引用リツイートすることによって、ブランディングを加速できます。
ユーザーの声が一番ユーザーに響くので、ブランディングの方向性と合致するユーザーのレビューなどは積極的に利用していきましょう。
キャンペーンの開催
プロモーションやキャンペーンを通じて、ユーザーとのエンゲージメントを促し、ブランドへの注目を高めることが可能。
そのブランドらしいキャンペーンを打ち出すことによって、ブランドを露出することができるのです。
キャンペーンというと、クーポンやプレゼント企画を思いつく方が多くいますが、使い方によってはディスブランディングにもなりえます。
単にフォロー&リツイートで…というトレードではなく、ブランディングを加速させるようなUGCを生み出せる施策を考える必要があるのです。
Twitter運用代行によるブランディング成功事例
東急ハンズ、SHARP、任天堂など、多くの企業がTwitterを利用し、ブランディングの成功を収めています。
これらの企業は、明確なブランドパーソナリティを通じて、ユーザーとの強いつながりを築き、一貫したブランドイメージを保つことができているのです。
他社の記事でも成功事例としてピックされている有名どころを紹介してもつまらないので、弊社注目の企業をピックアップしてみました。
スープストックトーキョー
おしゃれなイメージや、OLさんがランチ利用していそうなスープ専門店「SoupStockTokyo」。
「世の中の体温を上げる」をミッションとして掲げているスープストックトーキョーは、離乳試食の無償提供の宣伝を行いました。
ミッションに乗っ取り、お子様の体温を上げる活動をしている様子をTweetしている事例になります。
📣小さなお客さまへ
4月25日(火)より、Soup Stock Tokyo全店で離乳食・キッズセットの提供をはじめます。離乳食(後期)の無料提供を全店で行うことになりました。もう少し大きくなったお子さまにはキッズセットのご用意も。ぜひ家族一緒にスープの時間をお楽しみください。🥄https://t.co/il3qoV0aMQ pic.twitter.com/CyDkX89BYZ
— スープストックトーキョー(公式) (@SoupStockTokyo) April 18, 2023
こうした日々のキャンペーンをTweetすることによって、ブランディングが深まるのです。
ブランド認知をたかめ、スープの専門店としてのポジションを形成しています。
VALX
最近話題のプロテインブランドの「VALX」。
公式アカウントはもちろん、社長のTwitterも活発。
うまくUGCを活用できているところも、みどころです。
当選したVALXのプロテインが届きました! キャラメルマキアート味。
まさかの山本先生からのメッセージも入ってて嬉しい😍
早よ飲みたいしこれでマグケーキ作ってみたい🎵
ありがとうございます!#VALX #プロテイン #山本義徳
(@leverage_pr24 ) pic.twitter.com/YmYLpao2wE— 関原よもぎ (@chocoZAP_6chou) July 19, 2023
筋トレの第一人者である山本先生を起用したマーケティングが成功しています。
Twitterを利用して「VALX」というブランドを世に広め、プロテインを売るだけでなく、
- ジムの集客
- 人材採用
にも寄与しています。
Triple Whale
こちらは海外事例で、SaaSのECサイトのデータ分析ツールとなります。
こちらのアカウントの良いところは、顧客とのコミュニケーションや、投稿にミーム的要素が存在している部分。
間違えればディスブランディングにもなりかねませんが、顧客との対話に重点を置いており、親密さや寄り添いなどが具現化しているともとれます。
marketing analytics weighing heavy on you? 😵💫
we have the solution: pic.twitter.com/BuKjrlZI1Q
— Triple Whale 🐳 (@triplewhale) July 4, 2022
他にも、メルマガやコラムなどで、堅い内容を発信している反面、Twitterではフランクなコミュニケーションで、ユーザーエンゲージメントを高めています。
ブランドとして、どうありたいかを定義づけて媒体ごとに、タッチポイントを使い分ける、良いブランド戦略でしょう。
Twitterを利用したブランディングが得意なKOTO PRO
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ただ単にフォロワー数を増やすだけではありません。それぞれのアカウントに適した販売導線とブランディング戦略を設計し、時間やコストの浪費を防ぐのです。
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Twitterはリテラシーが高いユーザー層が多く、無形商材の販売やリクルーティングにも非常に相性が良い媒体です。
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まとめ
本記事では、Twitterを活用した企業のブランディング方法について詳しく見てきました。
その中心となるのは、一貫したブランドメッセージの発信、エンゲージメントの向上を目指す投稿戦略、そして適切なターゲット設定です。
それぞれがブランディング努力を補完し、Twitter上での企業イメージを形成・強化する役割を果たします。
また、定期的なパフォーマンスの分析と改善も欠かせません。
Twitterの統計ツールを活用し、どのような投稿が良い結果をもたらしたのか、どの投稿が予想外の反応を得たのかを理解しましょう。
そのデータに基づいて戦略を見直し、投稿内容やタイミングを最適化していくことが、ブランディングの成功に繋がります。
最後に、Twitter運用代行サービスの活用も視野に入れてみてください。
専門的な知識と経験を持つ彼らは、企業のブランディング努力を更に一段上へと引き上げることが可能です。
具体的な成功事例を参考に、自社に最適なパートナーを選びましょう。
Twitterはその即時性と広範なリーチにより、ブランディングの有力なツールとなり得ます。
この記事が、Twitterを活用した企業のブランディング方法についての理解を深める一助となれば幸いです。
Twitterに特化した運用代行会社、株式会社寿promotion 代表取締役。Twitterフォロワー11,000人 。運用半年で1800万円売り上げ、運用初月で120万円売り上げなど実績が多数あります。人材採用とローンチが得意。アカウント設計→運用→マーケティング→クロージングまで全て代行致します。