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Twitterを広報として利用するメリットと注意点とは?具体的な事例も紹介

2024/01/03
Twitterを広報として利用するメリットと注意点とは?具体的な事例も紹介

Twitterを広報ツールとして利用する企業は多いです。

拡散性やリアルタイムに情報が届くTwitterは広報との相性もよく、売上や集客率をあげる要因にもなります。

そこでこの記事ではTwitterを利用して広報を行うメリットと実際の事例に加えて、注意点を見ていきます。
これから広報を行う上でTwitter運用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

Twitterで広報を利用するメリット

-費用対効果が高い
-ブランディングが強化できる
-ユーザーの「声」が届きやすい
-効果測定がしやすい

費用対効果が高い

Twitterは基本的に無料で使用可能なので、高い費用対効果を期待できます
一つの広告に莫大な費用がかかるテレビCMと比べて圧倒的にコストを抑えることが可能です。

また拡散力が高いTwitterは、ユーザーからユーザーへと情報が伝わる「二次拡散」が起こりやすいSNSです。
つまり運用次第で投稿がバズれば少額で数万人のユーザーへ一気にリーチすることができ、売上やブランド認知の向上につながります。

ブランディングが強化できる

Twitterはリツイート機能やアルゴリズムから、ユーザーのタイムラインへ自然に流れます。
効果的に運用を行うことで企業・商品の知名度UPを狙うことができ、ブランディング強化にもつながるでしょう

また、ユーザーにとって有益な情報を継続して投稿することで、フォロワーやファンになってくれる可能性も高まります。

ユーザーの「声」が届きやすい

「コメント」「メッセージ」機能があるTwitterは、ユーザーとコミュニケーションが取りやすいSNSです。

そのためユーザーと積極的に交流することで、企業に対する消費者の信頼を築きやすくなります。
信頼を築くことで商品に対する感想や声を吸い上げやすくなり、商品の改善や開発にも役立つでしょう。

また、交流を深めることで「ファン」になってくれるケースもあり、間接的に売上や集客率UPの要因にもなります。

効果測定がしやすい

Twitterには「アナリティクス」機能が搭載されており、無料で使用できます。
つまり新たにツールを導入しなくても、

・インプレッション
・プロフィールへのアクセス
・フォロワー数

に加えて、どの投稿に対してユーザーの反応が良かったかもわかります。
とくに広報は施策を繰り返し、結果を確認して改善することが重要なので、ユーザーの反応が自動的に数値化されるTwitterを利用するメリットは大きいでしょう。

関連記事:Twitter運用の必須ツール「アナリティクス」の見方を徹底解説!

Twitterで広報活動を行なっている企業アカウント

ここからは参考のため、実際にTwitterで広報を行っている企業アカウントを見ていきましょう。

SHARP シャープ株式会社

(引用:SHARP シャープ株式会社-X

まず紹介したいのが、「シャープさん」の愛称で親しまれているSHARP公式Twitterです。

企業公式アカウントでありながらユルい投稿も多く、積極的にユーザーと交流を図り、フォロワー数は2024年1月現在83万人の人気アカウントです。
また、ユルい投稿の中にも新商品のPRやSHARP製品に関する投稿をリツイートしています。

いわゆる「中の人」から伝わる人間性に加えて、SHARP製品を購入した報告投稿にもお礼をする親しみやすさから人気を高めています。

わかさ生活 広報部

(引用:わかさ生活 広報部-X

わかさ生活 広報部もTwitterの企業アカウントとして知名度が高く、フォロワー数の多さもトップクラスです。
投稿を見ると商品PRはあるものの、キャラクターを使っておもしろい投稿をしたり、積極的にユーザーと交流を図っています。

また、あえて自社商品以外のことに触れるなどの投稿も多く、ユーザーからの人気も高いのが特徴です。

株式会社タニタ

(引用:株式会社タニタ-X

「中の人」の人間味あふれる投稿で人気の「株式会社タニタ」は、2024年1月11日現在33.2万人のフォロワーを抱えています。

体重計などの健康関連に関する機器を製造販売している堅いイメージとまったく異なる投稿が人気です。

Twitterを広報として利用する際に最低限注意すること

・運用目的から外れない
・投稿前にダブルチェックを行う
・長期的な運用を前提にする

それぞれ紹介します。

運用目的から外れない

広報としてTwitterを利用する場合、運用スタイルが目的から外れないように注意しましょう
たとえばいち早く新商品の発売日を知りたいからフォローしたのに、とつぜん採用活動の投稿しか行わないと、ユーザーの知りたい情報が届きづらくなります。

さらにユーザーの求めている情報と違うと判断されると、フォロワーの解除やミュートされるリスクもあります。
そのためまったく異なる情報を発信するのであれば、別アカウントを作成するなどの対策を行うのがオススメです。

投稿前にダブルチェックを行う

いざ起こってしまうと困るトラブルが炎上です。
とくに企業アカウントが炎上すると、イメージ悪化にもつながるため注意しなければいけません。

炎上の対策としてはダブルチェックや事前に確認リストを作成することです。
物理的な方法ですが、複数人で内容を確認して投稿するダブルチェックを行うことで、炎上リスクを大幅に下げることができます。

また事前に、

・第三者を不快にする内容ではないか?
・政治、宗教が絡む内容ではないか?
・ジェンダーに関連する内容ではないか?

などの確認リストを作成しておくのも有効です。

長期的な運用を前提にする

Twitterを一から始める場合、試行錯誤の連続になります。

たしかにTwitterでは「バズり」が起こりやすいSNSであるものの、なかなか始めるから伸びるケースは少ないです。
そのため長期的に運用を行うことを前提にしましょう。

事実、今回紹介した人気アカウントSHARPの中の人も10年以上担当しています。
Twitterの効果がどの段階で花を開くのかは運用次第ですが、地道にPDCAを繰り返していくことも大切です。

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まとめ

今回は広報としてTwitterを利用するメリットと実際の事例に加えて注意点を紹介しました。

Twitterは無料で使用できることから高い費用対効果が期待でき、運用次第では少ないコストで大きな成果を上げることが期待できます。
また、リツイート・コメント機能があることから、ブランディングやユーザーの「声」が届きやすい点も、Twitterで広報を行うメリットです。
さらにアナリティクス機能も利用でき、効果測定がしやすいのも特徴の一つです。

最後に、Twitter運用でお困りの方や効果を実感できていない場合は「運用代行サービス」を視野に入れてみてください。

とくにTwitterは大企業から個人の方までユーザー数や層も幅広く、一から運用を始めてすぐに結果を出すのは困難であるケースが多いです。
もちろんPDCAを回して試行錯誤を重ねることで成果を上げる可能性を高めることはできますが、その分の労力や時間もかかります。

運用代行サービスを利用することで、リソース不足解消や企業のブランディングを上げることが期待できます。
ただ、多くの運用代行会社があり得意な作業は異なるため、自社の運用目的に沿った会社を選びましょう。

この記事がTwitterを広報として利用する方の一助になれば幸いです。