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Twitterを企業がオーガニック運用をするメリット・ポイント・用語を解説

2023/12/26
Twitterを企業がオーガニック運用をするメリット・ポイント・用語を解説

Twitterのオーガニックインプレッションって何?
オーガニック運用のメリット・ポイントが知りたい

今回は上記の悩みを解決する記事です。
こんにちは、Twitter専門のコンサルティング会社KOTO PROです。

今回はTwitter運用の分析で知っておきたい「オーガニックインプレッション」について解説します。
あわせて企業がオーガニック運用をするメリットやポイントについても紹介するので、参考にしてください。

インプレッションとは何か?

まずTwitterにおけるインプレッションとは、投稿が何回表示されたかがわかる指標です。
とくに広告を運用する際に重要な指標で、インプレッションの数値から広告効果を判断できる要因になります。

オーガニックインプレッションとは?

投稿のツイートやリツイートを自然に見た人数のことを指します。
ここで大事なのが「自然に」の部分で、

・自動的にツイートへ反応するbot
・商品PRなど広告として投稿された内容

などは対象外です。
つまりオーガニックインプレッションとは、「人間」が「人間」の通常の投稿を何回見たかがわかる指標となります。

たとえばAさんがBさんの通常のツイートを見たらオーガニックインプレッションは増えます。
しかしBさんのツイートをbotが反応しても増えないということです。

なお、オーガニックインプレッションはすべてのユーザーが計測対象になっています。
そのため自分が投稿した内容を自分で見た回数も含まれるので、あわせて覚えておきましょう。

プロモインプレッションとの違い

逆にプロモインプレッションという指標は、広告によって獲得したインプレッションを指します
Twitterでは「プロモツイート」と呼ばれる広告で、フォローされていないユーザーに対して投稿を表示することが可能です。
このような広告投稿がどれだけの人に見られたかわかる指標がプロモインプレッションとなります。

オーガニックインプレッションの確認方法

オーガニックインプレションはTwitterの分析ツール「アナリティクス」から確認することが可能です。

また、通常のインプレッションは投稿下にある「ツイートアクティビティを表示」をタップします。
タップすると「投稿」〜「現時点」までのインプレッションを確認することができます。

なおTwitterのアナリティクスの導入方法や見方については下記の記事を参考にしてください。

参考記事:Twitter運用の必須ツール「アナリティクス」の見方を徹底解説!

企業がオーガニック運用をするメリット

ここからは企業がオーガニック運用をするメリットについて見ていきましょう。
オーガニック運用とは広告投稿ではなく、通常の投稿を指します。

Twitterは、

・オーガニック運用をする際のメリット
・運用をするときの大事なこと

について公開しているので、こちらの記事を参考にポイントを紹介します。

まずメリットについてです。
シンプルなことですが、

・商品PRの投稿だけするアカウント
・有益な情報を発信し、ユーザーの悩みに沿った投稿が多いアカウント

であれば後者のアカウントの方が親近感も湧きやすいと思います。
今や企業と消費者はサービスだけの無機質な関係ではなく、「共感」や「信頼」をベースとした関係に変わっています

そのため広告を投稿するだけで商品が売れる時代ではありません。
広告に加えて、会社の考え方や行動も商品の売上に大きく関わる時代です。

企業がオーガニック運用を行うことでユーザー(消費者)との関係構築を図ることができ、最終的には広告効果にもつながります。

オーガニック運用をするときのポイント

ここからはオーガニック運用をするときの5つのポイントについて解説します。

・ターゲット層と運用目的を決める
・有益な情報を発信する
・することとしないことを決める
・画像・動画を使用する
・次の行動を促す

次章からそれぞれ見ていきましょう!

ターゲット層と運用目的を決める

運用を開始する下準備として必ず決定して欲しいのが、

・ターゲット層
・運用目的

です。
上記の2つを決めておかないと、どの層にも響かないリスクが高く運用自体失敗する可能性があります。

たとえば「電動工具を販売する会社」が「DIYユーザーをこれからはじめてみたい初心者の方」をターゲット層にしてインパクトドライバーの紹介をするとします。

その際に、

こちらのインパクトドライバーは回転数が3,000mi-1もあり、ダブル・ボールベアリングを使っているため長いビットを使用するときのブレも軽減されます

と投稿をしたところで初心者の方には響きませんし、なんのこと?となるでしょう。
そうではなく、

こちらのインパクトドライバーは家具の組み立てにも使えて、軽いので扱いやすいので初心者の方にオススメ!

上記の方が初心者の方に刺さりそうでうよね。
このようにターゲット層を決め、その層に何を伝えたいか、どうして欲しいかといった目的を決めて発信することがポイントです。

有益な情報を発信する

オーガニック運用をする中では、有益な情報を発信することがもっとも大切です

なぜかというとユーザーは自分にとって役に立ったり、悩みを解決してくれそうなアカウントをフォローするためです。

もちろん上記以外にもフォローをする理由はありますが、

・毎日挨拶だけ投稿するアカウント
・毎日天気のことだけ投稿するアカウント

をフォローしようとは思わないはずです。
そうならないように、たとえば自社商品の便利な使い方や豆知識を発信したり、ターゲット層の悩みを解決する内容を意識しましょう。

することとしないことを決める

Twitter運用ではどこまで対応するかを決めておきましょう。
本格的に始めると、意外にやることが多いことに気づくと思います。

たとえば「投稿」一つとっても有益な情報や文字数を考えながら投稿するため時間がかかるはずです。

そのほかにも、

・リプライ
・リツイート
・DMの返信
・運用の分析、改善

など代表的なものを挙げるだけでもキリがなく、細かい作業も入れると運用の負担は大きくなります。
運用にかかりきりになると通常業務にも影響が出るため、たとえば

・「いいね」はするけどリプライはしない
・DMは返信しない

など対応する範囲を事前に決めておくことも非常に大切です。

画像・動画を使用する

TwitterはテキストがメインのSNSです。
そのため画像や動画を利用した投稿は目立つため、インプレッションやエンゲージメントを増やしやすくなります。

表示方法としては、

・画像全体をクリックできるウェブサイトカード
・1つのツイートに4枚まで画像を設定できるカルーセル

などがあり、ビジュアルでユーザーに何かを伝えたいときにも便利です。

次の行動を促す

ユーザーに対して、次に何をして欲しいのかも投稿内容に入れましょう。
たとえば商品を購入して欲しいのなら商品ページのリンクを貼ったり、共感できたら「いいね」を押してくださいなどが挙げられます。

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まとめ

今回は、

・Twitterにおける「オーガニックインプレッション」の概要
・企業がオーガニック運用をするメリットとポイント

をメインに紹介しました。
オーガニックインプレッションは純粋に「どのくらいの人に投稿を見てもらえているか」がわかる指標です。
増やすことで影響力を上げることができ、発信力にもプラスなので、有益な情報を投稿するなどの施策を行っていきましょう。

また、Twitterアナリティクスで分析・改善を継続して行い、最適化した運用方法を見つけていくことも大切です。