Twitterを社長アカウントで運用する際に意識することとは?メリットとデメリットも解説
こんにちは、Twitter専門のコンサルティング会社KOTO PROです。
SNSのアカウントを成長させるためには、投稿内容に加えて「誰が」発言するのかも非常に大切です。
たとえば「会社を発展させるに挨拶が何より大事だ!」を社長と社員が言うのでは重みや説得力も異なりますよね。
また、今は企業のトップである社長がみずからTwitterを運用して自社に関連する内容を投稿するケースも多いです。
そこでこの記事では「社長のTwitter運用」にスポットを当てます。
本記事では社長がTwitterを運用するときに意識することやメリット・デメリットについて解説します。
これから社長としてTwitter運用をはじめようか考えている方や、企業のSNS担当者の方は参考にしてください。
社長がTwitterを運用する際に意識すること
・運用の目的を決める
・やらないことを決める
・特定の個人を傷つけない
・企業の顔であることを忘れない
・分析・改善をする
・継続する
それでは次章からそれぞれ一緒に見ていきましょう!
運用の目的を決める
どのような立場に関わらず、企業アカウントを成功させるには運用の目的を決めることが大切です。
たとえば、
・自社の知名度を上げたい
・面接の応募者を増やしたい
などの目的が挙げられます。
目的を運用に前に決めておかないとTwitter運用の軸がブレてしまい、投稿内容に一貫性がなくなります。
さらに目的というゴールがなければ目指す先もわからず、思ったような結果が得られない可能性も高まります。
やらないことを決める
大企業の社長がTwitterで投稿した内容がニュースになる事例も増えており、発言はダイレクトに会社へ響きます。
良いことも悪いことも影響力が大きいため、「やらないこと」を決めておくことも大切です。
たとえば、
・宣伝はしない
・個人の誹謗中傷をしない
・投稿時間を決めないで投稿しない
などです。
やらないことを決めておくことで運用時の迷いもなくなり、確認作業の手間も減らすことができます。
特定の個人を傷つけない
繰り返しお伝えしますが、社長の発言は影響力が大きいものです。
たとえば誰かを傷つけた投稿をすると、会社全体にマイナスイメージがつきます。
最悪の場合「炎上」へとつながる恐れもあり、自分はもちろん会社にも悪いことしかありません。
そのため誰かを傷つける投稿はもちろん、特定の宗教などセンシティブな投稿には気を使うことが大切です。
企業の顔であることを忘れない
もし個人的な話題を出すにしても、自分が会社の「顔」になっている意識を持つようにしてください。
可能であればSNS担当者にチェックをしてもらうなどの対策を検討しても良いでしょう。
分析・改善をする
あなたが社長もしくは個人の場合でも、Twitter運用で効果を出したいのならば「分析」と「改善」は必須です。
たとえばあなたがボールを投げて何m投げたのかも、最高記録が何mかもわからなければ、自分はどれくらいの力があるのかを見極めることができません。
Twitter運用も同じで、自分が投稿した内容や運用自体がうまくいっているかを確認することが必要です。
具体的には下記の数値をメインに分析しましょう。
インプレッション | 投稿した内容がユーザーに何回表示されたかが分かる指標 |
プロフィールアクセス率 | 投稿を見た人の中でプロフィールにアクセスした割合 |
エンゲージメント率 | 投稿に「いいね」「返信」などアクションをしたユーザーの数 |
フォロー率 | プロフィールページに来たユーザーの中でフォローした人の割合 |
リンクのクリック数/率 | 投稿に貼ったリンクをクリックした人の数値・割合 |
これらの数値は無料で使用できる「Twitter アナリティクス」で知ることができます。
じっさいにTwitterアナリティクスを使用する方法と見方については下記の記事で紹介しているので、参考にしてください。
Twitter運用の必須ツール「アナリティクス」の見方を徹底解説!
継続する
誰もが知る大企業の社長でない限り、アカウントを開設してもすぐにフォロワーは増えません。
また、Twitterは継続して運用することで効果が見込めるSNSです。
そのためすぐに効果を実感できなくても、継続して有益な情報を発信したり分析・改善を繰り返してPDCAを回すこともポイントです。
社長がTwitterアカウントを利用するメリットとデメリット
ここからは社長がTwitterアカウントを利用するメリットとデメリットを見ていきます。
メリット
社長がTwitterアカウントを利用するメリットは「メッセージ力」と「心を動かす力」です。
経営者である社長はさまざまな経験をしているからこそ発信できる「メッセージ力」は強いはずです。
また、多くの成功と失敗を経験しているはずなのでネタに困ることも少なく、投稿内容にも困りづらいでしょう。
その他「人材採用」にも役立ちます。
今や面接を受ける企業のHPやSNSを調べるのは当たり前になっており、社長のアカウントを閲覧する就活生の方もいるでしょう。
そこで社長が考え方や思想について発信をすることでミスマッチも防ぎやすくなります。
Twitter経由で採用をするケースもあり、採用コストを大幅にカットできるメリットも介在します。
一方で社長が自分の想いや会社の未来について発信することで、社内で働く方に向けたメッセージを発信することも可能です。
デメリット
社長としてTwitterで発言するデメリットは、炎上と運用の負担です。
会社の長が発言することは影響力も大きく、不適切な発言や第三者をキズ付ける発言をすると会社にマイナスイメージがつく可能性があります。
一度炎上するとイメージ回復の火消しにも時間がかかり、業務に支障が出ることもあるでしょう。
また、もう一つのデメリットが運用の負担です。
どこまで対応するかは別として、Twitterを運用すると
・投稿
・リプライの返信
・DMの返信
などの業務が発生します。
社長業に加えて上記の業務が増えるため、運用の負担は多かれ少なかれあるはずです。
そのためムリに運用をするのはオススメできませんし、社長業とTwitter運用がどちらも中途半端になる可能性もあります。
ただ、SNSの運用をはじめていきたい場合、代替案として「SNS運用代行」をオススメします。
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まとめ
今回は社長がTwitterアカウントをどのように運用するのかに加えて、メリットとデメリットについて解説しました。
最後にまとめておきます。
社長がTwitterを運用する際に意識すること
・運用の目的を決める
・やらないことを決める
・特定の個人を傷つけない
・企業の顔であることを忘れない
・分析・改善をする
・継続する
まずは「運用の目的」「やらないこと」を決めて、下準備を整えましょう。
その上で企業への想いや商品に加えて、誰かの役に立つ投稿をすることで影響力を増やすことが大切です。
もちろん初めての運用で最初からうまくいくケースは低いため、分析・改善を継続してPDCAを回してください。
また、社長は会社の「顔」となるため特定の個人への批判やセンシティブな発言には注意が必要です。
社長がTwitterアカウントを効果的に運用することで、
・会社のイメージ
・ブランディング
・認知度
・採用
にプラスの影響を与えます。
もちろん通常業務に支障が出るのならばムリに始める必要はありませんが、メリットも多いため試験的に導入しても良いでしょう。
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